協会では紐にとてもこだわりを持っています。
使用している紐は、MOKUBAシルクコード。正絹の組みひもです。四ツ組になっていました。。糸をほどいたのです笑
細い糸が何本で組まれているのか。。。糸は細いので乱雑に扱うと、もつれてしまいますが、1本1本抜いていくと最後には整ってきます。
わたしは占い師になる前までは、着付けと、きもの教室をしており、自分で使う帯締めの組みひもは組んでいました。伊賀へ毎週通ったものです。そんなわたしだからか、、、どうしても紐1本にこだわりがあり、長く使えて、ほどよく緩みがあり、絹に手の油分が馴染み、その人独自の色合いが出るところに魅力を感じます。
紐は人間の生活には欠かせないものですね。
上質な紐は、ほんとに長持ちします。そして紐の両端を駒結びしてとめます。紐の先がほつれないためでもありますが実は、「結ぶ」ということに重きをおいています。
故郷奄美は結いの島とも言われていて、人と人を結び助け合いの精神が宿っています。自分に何かできるときはする、できないときはできない、でもできる人がすればいい、できるようになればすればいい、そこにはなんの損得勘定も存在しません。紐から少し脱線してしまいましたが、、、結びの文化は世界共通に存在しています。ドルイドと赤い紐は密接な関係となっているため、このリソマンシー占いに用いています。
紐を語りだすと止まらないので、、、、「紐」を「結ぶ」この精神が協会には宿っています。
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